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【本+CD】三上寛 - A Life In Folk【「怨歌(フォーク)に生きる」英訳/加藤デビッド・ホプキンズ/Public Bath】

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KAN MIKAMI(三上寛):著 KATO DAVID HOPKINS:訳 - A Life In Folk(「怨歌(フォーク)に生きる」)
PUBLIC BATH PRESS ISBN978-4-9908636-1-6
A5サイズ、311頁、ペーパーバック

■ 英語で書かれた初の本格的な日本インディーズ・ガイド本として賞賛を集めた「Dokkiri ! Japanese Indies Music 1976-1989, A History And Guide」、大里俊晴・著「ガセネタの荒野」の完全英訳本に続いて、加藤デビッド・ホプキンズ氏が自身の運営するパブリック・バス・プレスから出版した3冊目。今回も驚嘆の企画。
三上寛の自伝本「怨歌(フォーク)に生きる」(2000年彩流社)の英訳です。
世界規模でアンダーグラウンド音楽のリスナーから支持を得るPSFからCDが出ているため、友川かずきと並んで、海外でも少し名前は知られてはいますが、日本人ですら聴き込んでいるファンは正直そう多くはなく、英語圏の読者にどうアピールするのか興味深いところ。
本の紙質、文字組みは、三上氏の希望で古いペーパーバック風に仕上げています。
2017年2月の札幌ライヴ(全11曲)を収録したCD付き。

A Life in Folk (and other bitter songs), the English translation of legendary folk singer Mikai Kan's autobiography is now available. The book comes with a CD of Mikami live in Sapporo in February of 2017. The book is a the complete translation of Folk ni Ikiru, with additional autobiographical writing and interview material added.

彩流社の説明文と目次を以下に引用。

五木寛之氏絶賛――1968年夏、寺山修司の『家出のすすめ』に触発されて青森駅から夜汽車に乗った東北出身のゲジゲジ眉毛のフォーク・シンガーが、中津川フォーク・ジャンボリーで衝撃のデビューをしてから30年。芸能界の荒波のなかで、音楽の深い闇を見つめ続けた絶叫人生を綴る感動の自伝。
 
●目次から
 1968年、夏の日の上京
 モヒカン刈りの新聞配達人
 飯場で生まれた『夢は夜ひらく』
 画期的なライブハウス、渋谷「ステーション70』
 中村八大の曲でデビュー
 フォークの神様、岡林信康の挫折
 『新・仁義なき戦い』に出演
 東映「ピラニア軍団」との出会い
 すべての文学は音楽である
 井上忠夫の曲で再デビュー
 五木寛之氏の実弟の死
 「音」が言葉を越える瞬間
 ギター探しの旅
 音楽情報番組とディレクターの死
 ロックは哲学だ
 音楽生活30周年の『三上寛ボックス』
 寺山修司のこと

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